カメラ用ドライボックスを買ってみた

2023年7月2日

はじめに

憂鬱な梅雨のシーズンがとうとう始まってしまいました。雨の日はなかなか外に出る気分になれません。VRChatが捗るね。
湿度が上がると、カメラやレンズのカビ被害が心配になります。カメラ仲間からも対策を勧められましたが、私自身、所有していたレンズを売却したときにカビで査定額が下がった苦い経験がありました。そこで、ドライボックスを使った対策を試すことにしました。防湿庫は高価なので手が出しにくいですが、ドライボックスなら安価で手軽に始められます。この記事ではドライボックスのサイズを検討した結果を紹介します。参考になれば幸いです。

ドライボックス選び

所有機材一覧はこちらです。
・Nikon Z6
・Nikon NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
・Nikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
・Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.2 S
・Nikon Z TELECONVERTER TC-2.0x

これが一箱にすべて収まるように製品を選んでいくと、ナカバヤシ DB-11L-Wが寸法的にちょうどよさそうでした。
内寸がW251×D403×H100mmなので、長さ220mmのNikon NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sが短辺方向に収まります。
ついでに防カビ防湿剤(ハクバP-825)も忘れず購入します。

実際に収めてみる

DB-11L-WのサイズはA3用紙(297×420mm)と大体同じくらいです。iPad Pro(12.9インチ)、500mLペットボトルをサイズ比較用に並べてみるとこんな感じです。大きいですが、高さは抑えられているので安定感があっていいですね。将来ボックスを増設することになっても、積み重ねることができて便利そうです。

機材類を入れてみると…無事に全部収まりました!ちなみにボックス内寸の高さの公称値は100mmですが、蓋が上に膨らんでいるので高さ120mm程度の機材なら入ります。



Nikon NIKKOR Z 50mm f/1.2 Sがもう1本入りそうな空きスペースがあります。今はとりあえず充電器や説明書などを空きスペースに収めておくことにします。
これ以上レンズは買わない。買わないはず…

防カビ効果は?

この日は小雨が降っており、乾燥剤を入れる前の湿度は80%ほどありました。防カビ除湿剤を1袋入れて蓋を閉め、2時間ほど置いてみたところ、やや湿度が下がりました。実はもっと湿度がモリモリ下がると思っていたのですが、そんなことはなかったですね。このまま何日か様子を見て、結果を追記しようと思います。

追記:2日半ほど置いたら湿度が50%まで下がりました。↓によればカビは相対湿度70%から生え始めるそうなので、カビ予防の効果が期待できそうですね。ただしボックスを開けるとすぐに湿度が上がってしまうので、カメラやレンズを出し入れした後はきちんと密閉しましょう。

文部科学省「カビ対策マニュアル 実践編」
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/003.htm

カメラ

Posted by Favnian